アイヌの生活文化/樺太原始民族の生活/樺太アイヌの住居・住居の様相を克明に研究し詳述したものとしては本書の右に出るものはあるまい/3冊

商品説明
アイヌの生活文化/樺太原始民族の生活/標太アイヌの住居・住居の様相を克明に研究し詳述したものとしては本書の右に出るものはあるまい/3冊

樺太アイヌの本3冊でまとめてみました。昭和18年 3000部 昭和17年 昭和18年 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

山本弘君の著「標太アイヌの住居」が、この度刊行される びとなった。樺太のアイヌを對象とした著書も少なくはないであら うが,その生活なりまたその生活を容れる器としての住居の様相 を,その微細の的に互つてまで克明に研究し詳述したものとして は,をそらく本書の右に出るものはあるまい。

現在樺太に居住するアイヌは,全部で僅か千三百人あたりにす ぎず,しかも樺太アイヌ獨自の生活といふものは今は全く見失は れ,彼等本來の生活相は現の眼には殆ど觸れることができない さうである。しかも資料としての文獻は極めて断片的で且つ少い から,樺太アイヌ獨自の住居形式を國明しようといふ場合には, 現實にみるアイヌコタンの實地調査だけでは、その真相をつかむ といふことはをぼつかない。 コタンの故老を歴訪してその舊い記 憶の中から、アイヌ本來の 住居相にいくぶんでも 近い形式を聞き えて,復原構想するといふやうな、労多い調査るなされなければな らね。今のままで推移すれば,樺太アイヌ獨自の生活といふもの は時と共に 新化されてしまひ, あまり遠くない將來にさへ全くそ の跡を断ってしまふかもしれない。今のうちに棒太アイヌ本來の 生活形式なり 住居の様相を徹底的に調査研究してをくといふこと は, 日本の文化史の上で必要缺くべからざることだと思ふ。樺太 臨ではこの船に入に意をとどめ, 樺太アイヌの調査に大きな努力 を致されつつあるやに聞く,深く敬意を表したい。


お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。

品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。表紙傷、小汚れ（しみ）。3冊とも割れあり、ややバインド緩い感じです。ページ小黄ばみ、しみ。昭和10年代ですので全体的に経年感はあります。ご理解の上、ご入札ください。 もちろん読む分には問題ありません。477593注意事項
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