シルキー監修時代のライトウエイト仕様です。ヤマハはシルキー監修時代が一番好きです。今の外観をバックに寄せた楽器のペラペラした軽い音もピストンストロークの長さも正直嫌いです。吹きにくいです。個人的意見です。すいません。
入手時は汚れが酷く、管内に緑青を除去する洗浄液を入れて漬け込み、洗,浄しました。ピストンケーシング内部の古い油や汚れも除去し、動きもスムーズになりました。ピストンのバネも他のメーカーのものが付いていて堅かったのですが、交換して僅かな力でも押せるようにしました。早いパッセージでもOKです。目立つリペア痕は、ベルにあります。マウスパイプとピストンケーシングをつなぐ支柱の半田が取れています。これはこれで半田が少ない分、抵抗が軽減されて吹きやすいので、敢えて半田付けしてません。２番管の凹みがあります。年代物なので、凹みやメッキの剥がれがあります。ベルとマウスピースレシーバーを繋ぐ支柱が曲がっています。先月までライブで使用しています。音は、明るく輝かしい音です。主にビッグバンドのリードで使用していましたが、コンボのライブでも使用していました。かなり鳴りの良い楽器なので音量に気を付けないと一人で目立ってしまいます。吹奏楽には向かない楽器です。サイズは１００サイズです。ケース付きですが、あくまで運送用です。マウスピースはヤマハ１１を付けます。